屋根の葺き替えは、耐震効果を高めます!
重たい屋根から軽い屋根に
EXAMPLE 02
施工説明
Explanation
屋根の重みがどれくらいか、ご存知ですか?
例えば、土を入れた和瓦は、一坪あたり約250kgもの重量になり、20坪の屋根の場合は5tもの重さになります。
また、厚みのある洋瓦は、一坪あたり約145kg 。
薄いスレート屋根でも、屋根材だけで一坪あたり約70kgになるのです。
もちろん、新築時に、屋根材を何にするかを計算に入れ、基礎や柱の太さ・本数等の構造計算をしていますので、どんなに重たい屋根が乗っていても平気なはずです。
施工前の状態
しかし、地震国日本の木造家屋は、経年劣化により、次第に構造自体が弱くなりがちです。
そこで、地震に強い金属屋根はいかがでしょうか?
阪神淡路大震災の際も、屋根を金属に、外壁をサイディングでカバーしたお宅は倒壊がほとんどなかったことで、以降関西では金属屋根が増えたそうです。
こちらのS邸は、分厚い洋瓦でしたので、割れてこそいませんが、厚みのある分苔が根を下ろし、また北側は苔も生えてきていました。
屋根の端部をカバーしているケラバ瓦の下地も、水が回って腐食してしまい、瓦自体の重みで、下地ごとが剥落している状態でした。
重量のある洋瓦
分厚い瓦に苔やカビがビッシリ
施工後
「もう重たい屋根は嫌だ」
そのお言葉で、軽く、しかも断熱効果抜群のアイジー工業社製「スーパーガルテクト」をお勧めしました。
なにしろ「スーパーガルテクト」の重量は、一坪あたり16.5kg!(※但し野地板、防湿材を入れると約42kg)
しかも、屋根裏の温度は10度以上涼しくなりました!
人間も、頭が重たいと、肩は凝り、首や腰まで痛んでくるように、建物も屋根を軽くすると地震にも強く、 柱や壁に与える負担も軽減できます。 また、錆がひどくなっていた、バルコニーも交換させて頂きました。
使用材料
屋根
アイジー工業社製「スーパーガルテクト」
ベランダ
LIXIL社製 ビューステージ 3.5間
施工金額
250万円(税別)