火災保険の豆知識
2020年11月24日
地震で建物が倒壊した時には地震保険を使われますが、
台風で被害を受けた時には、実は火災保険でお家を直すことができるのは、なかなか知られていないようです。
多くの場合、新築時や購入時に、火災保険にご加入になります。ところが、この保険の補償が「火災」のみに限ると
お考えの方が多いようです。
しかし、火災はもちろん、ほとんどのご契約内容には「風水害」も補償されることになっているのです。
つまり、台風で屋根がめくれた!棟包みが飛ばされた!などといった損害を、保険で修理することができるのです。
昨年の台風15号、19号では、多くのお宅が被害に見舞われましたが、ご連絡を頂くお客様の約半数が、
保険で直せるとご存知ありませんでした。
火災保険が適応されるには「突発」、「変化」、「偶然」の3要素が揃わないとなりません。
台風でいきなり(突発)、屋根がめくれて(変化)しまった(故意ではなく偶然)。
この場合は確実に補償をお受けになれるのです。
昨年の台風被害に対応する中で、ご高齢のお客様のお宅が、被害も大きい現実を目の当たりに致しました。
火災保険は、お住まいの年数が長くなると、保険料が高くなる場合もあるようで、更新時に打ち切ってしまう方もおられます。
しかし、最近の異常気象に伴う被害の甚大さを見るにつけ、誰がいつ被害を受けるかわからない災害国日本では、 築年数を重ねたお宅ほど、保険にはご加入された方が良いと思いました。
弊社は、被害のあった部分だけの補修もさせて頂いております。
また、築15年以上では被害に遭いやすい、棟包みだけの撤去・交換もお気軽にお申し付け下さい!